不動産売却を考える方の多くが、
「できるだけ高く売りたい」
と思われるのではないでしょうか。
ただ、不動産売却は単純に高い価格で売り出せば
高く売れるというものではありません。
実際には、似たような条件の物件でも
売却結果に差が出ることがあります。
今回は、これまでの現場での経験も踏まえながら、
高く売れる人と、なかなか売れない人
の違いについてご紹介します。
■結論
高く売れる人は、
「相場を理解し、適切な売却準備ができている人」
です。
反対に、
「高く売りたい気持ちだけで進めてしまう人」
は、売却が長引く傾向があります。
■高く売れる人の特徴
① 相場を理解している
高く売れる人は、周辺の売却事例や市場の動きを理解されています。
そのため、ご自身の希望価格と相場との間に差があっても、
それを踏まえて価格設定を見直す柔軟さをお持ちです。
結果的に適正な価格設定ができ、
購入希望者からの反響も集めやすくなります。
② 室内をきれいに見せている
購入希望者は内覧時の印象を重視します。
・不要な荷物を整理する
・水回りなど気になる部分を清掃する
・カーテンを開けて明るく見せる
特別なリフォームは必要ありません。
こうした少しの工夫だけでも、
内覧時の印象は大きく変わります。
③ 不動産会社と情報共有している
売却活動中は、
・内覧時の反応
・問い合わせ内容
・市場の変化
などを共有しながら進めることが重要です。
「反響が少ない理由は何か」
「購入希望者はどこを気にしているのか」
を一緒に確認しながら進めることで、
状況が好転するケースもあります。
④ 売却スケジュールに余裕がある
「〇月までに絶対売らなければならない」
という状況よりも、
ある程度余裕を持って売却を進められる方が、
価格や条件面で有利になるケースが多いです。
■売れにくくなる人の特徴
① 相場より高く売り出しすぎる
最も多いケースです。
高めの価格で売り出した結果、
反響が少なくなり、
掲載期間が長引いてしまうことがあります。
掲載期間の長さ自体が、
購入を検討する方にとって
一つの判断材料になってしまうこともあります。
② 値下げ判断が遅い
販売開始後の反応は、
価格の妥当性を判断する重要な材料になります。
反響状況を見ながら、
必要に応じて柔軟に見直していくことも大切です。
③ 査定額だけで会社を選ぶ
以前の記事でもご紹介しましたが、
査定額が高い=高く売れる
とは限りません。
販売の進め方や提案内容も、結果に大きく影響します。
■実際の現場の話
以前、ご自宅の売却をご相談いただいたお客様がいらっしゃいました。
そのお客様は、
「住宅ローンの残債を返済して、
住み替え費用や諸費用を払っても手元にお金が残るようにしたい」
というご希望をお持ちでした。
そのため、当初は周辺相場よりも高めの価格で
販売をスタートしました。
しかし、数ヶ月経っても問い合わせはあるものの、
なかなか購入申込みにはつながりませんでした。
そこで周辺の成約事例や競合物件の状況を改めて確認し、
市場が求める価格帯へ見直したところ、
その後は内覧件数も増え、無事にご成約となりました。
もちろん、住宅ローンの返済や住み替え費用を考えると、
少しでも高く売りたいと思うのは自然なことです。
ただ、不動産売却では「希望価格」と「市場で売れる価格」が
必ずしも一致するとは限りません。
そのため、まずは現在の相場を把握し、
そのうえで売却計画を立てることが大切だと感じています。
■まとめ
不動産売却では、
「いくらで売り出すか」
だけではなく、
「どのように売却を進めるか」
も重要です。
同じ物件でも、価格設定や販売方法によって結果が変わることがあります。
・相場を理解する
・内覧時の印象づくりに協力する
・不動産会社と情報を共有しながら進める
・スケジュールに余裕を持つ
こうした積み重ねが、結果的に満足できる売却につながります。
売却を検討されている方は、
まずは現在の市場状況を把握することから始めてみてください。
※不動産売却は物件ごとに状況が異なります。
スマイノコト不動産では、代表の森戸をはじめ、
地域の取引事例や市場の動きを踏まえながら、
売主様一人ひとりの状況に合わせたご提案を行っています。
「うちの場合はどうなのか」「今の進め方で大丈夫なのか」など、
気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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